不妊治療のやめどき

1年間、仕事を辞めて不妊治療に専念してみた(43歳だった7年前を振り返りつつの日記)

採卵&顕微授精の結果は。。。

<7年前のこと>

 

採卵&顕微授精から4日後、病院に電話をします。

うまくいっていれば、きちんと授精して、何度か分割を繰り返し、立派な受精卵となって育っているはず。

その結果を、電話で確かめます。

呼び出し音数回で代表につながり、産婦人科の先生につないでもらいます。

この待ち時間が、長い。

比較的すいていると教わった時間にかけているけど、診察時間帯ではあるから、先生も診察真っただ中。待つのはしょうがない。

今頃、不妊治療の人の診察をしているのかな。
診察台に乗って、足を広げる患者さんを、1日に何人くらい診るのかな。
その人は、私と違ってたくさん卵ちゃんができているのかも。

何度も繰り返される保留音代わりのクラッシック音楽を聴きながら、思考が右往左往してくる。

また、駄目だったらどうしよう。
いや、今度こそ、大丈夫。
でも、きっとうまくいってないから、期待しないほうがいい。

待たされる時間が長くなればなるほど、期待は不安に、不安は確信になっていく。

そして、ようやく先生が出た。

結果は。。。

今回もやっぱりだめだった。やっぱりうまく分割が進まなかったらしい。

はぁ~、そうですかぁ。。。としか言えない。

いろいろ治療法を試してくれて、それでもうまくいかなくて、それでも励ましてくれる先生に申し訳ない気持ちになる。

すみません、私が悪いんです。。。

それでも、1年間は不妊治療に専念するって決めた。次の採卵&顕微授精に向けて、ここからまた、スタートするしかない。

けど、すぐに気持ちが切り替えられるわけがない。
1回は生理を起させて、子宮をリセットするから、次の治療サイクルが始まるまで1月ほど猶予がある。

だから、しばし、精神的に低空飛行。。。

会計

採卵+培養 157,500円
顕微授精  52,500円
合計   210,000円

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