不妊治療のやめどき

1年間、仕事を辞めて不妊治療に専念してみた(43歳だった7年前を振り返りつつの日記)

「彼女たち」との待合室のすみ分け方

7年前の4月は周期的にほとんど通院しなかったので、3月を振り返りつつの日記です。

3月14日も通院。卵ちゃん育成がスタートすると、じゃんじゃんホルモン剤を投与しないといけないので、その注射のためにほぼ毎日通院です。

私が通っているのはバカでかい大学附属病院なので、さまざまな診療科があり、老若男女さまざまな方が院内にはいらっしゃいます。

とはいえ、最初の頃はたじろぎました。産婦人科外来の待合室にいる「人種」に。。。

 

あ~お腹の大きな妊婦の方もいらっしゃるのね。

乳児を抱いた、生みたてほやほや感満載の新米ママさんもいらっしゃるのね。

なるほど、そうか。

深く考えたことは無かったけど、よくよく考えてみれば、産婦人科って「産科+婦人科」ってことだもんね。妊婦も、新米ママもいらっしゃるのは当然だわ。

うんうん。

しかし、彼女たちの笑顔がつらい。。。

不妊治療初心者マークなら「いつか私も」って気持ちになれるのかもしれないけど、こちとら5年以上のベテラン選手で、なおかつ43歳という出産年齢ギリギリ選手で、しかも卵管閉塞で自然妊娠は不可能、さらに加えて卵ちゃんの質が劣化しつつあって顕微授精しか手段が残されてなくて、それでもうまくいかなくて。。。

一体、どんな気持ちで、(私からすれば)成功を手に入れた彼女たちと一緒に待合室にいればよいのか。。。

いや、同じ空間にいられない。いたくない。

精神衛生に悪いわ。てことで、すごすごとすみっちょに退散です。

不妊治療されている方は同じように感じるらしい(なぜその人が不妊治療かと分かるかというと、まあ直観なんだけど、なんとなく分からない?)。

診察室入り口周辺のソファーには妊婦か新米ママさん、我らはすみっちょが定位置になっています。

病院はこうしたことにも配慮してほしいものです。

3月14日

血液検査

たくさん卵胞を育てるために排卵誘発剤ゴナピュールの投与継続

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会計

7,220円

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