不妊治療のやめどき

1年間、仕事を辞めて不妊治療に専念してみた(43歳だった7年前を振り返りつつの日記)

飲んでもいいですか・・・?

不妊治療を始めた頃は、けっこうなヘビースモーカーでした。

3日で2箱(40本)くらいかな。

飲み会の時は、その場でだけで1箱吸ってました。

でも、臭いがきらいだったし、妊娠には悪いからと決意し、禁煙。

それから8年後くらいで不妊治療に専念し始めたんだけど、それでもなんでもどうしても、やめられないものがございます。

 

ビール、やめられなーーーい。
お酒、やめられないよぉ。

 

卵ちゃんのためには良くないって分かっているが、やめられない。うますぎる。

 

先生に聞いてみたところ...

「ストレスたまるくらいなら飲んでいいですよ」

 

わーい、わーい。

と、うかれて飲んでしまう私でした。。。

 

3月21日

3月21日も通勤、いやいや、通院です。

誘発されないけど、排卵誘発剤を注射してもらいました。

注射

ゴナピュール

会計

7,220円

※診療明細などはバックナンバーをご覧くだされませ。

※7年前の4月は周期的にほとんど通院しなかったので、3月を振り返りながらの日記です。

排卵が誘発されないお年頃

(7年前の4月は周期的にほとんど通院しなかったので、3月を振り返りながらの日記です。)

 

3月19日、20日も通院です。

卵ちゃんを育てる注射を打ち続けます。

 

でも、卵ちゃんが。。。

 

私が投与してもらっているゴナピュールという卵胞ホルモンは、強力なはずなのにぃ。

卵胞ホルモンには2種類あって、脳下垂体を刺激して排卵を促すタイプと、卵巣に直接働きかけて排卵を促すタイプがあります。

ゴナピュールは卵巣に直撃タイプで、脳下垂体を経由するより効き目が猛烈らしく、卵ちゃんができすぎて多胎になりやすいとも言われてる。

 

なのに。
それでも私は、卵ちゃんが2個くらいしか育たない。
なんでやねん。。。(´;ω;`)ウゥゥ

  

これまでも、そして今回もそうだった。

超音波検査で卵巣を見ると、画像の中に黒い風船みたいな部分があって、それで卵ちゃんの数や成長具合が確認できるでしょ。

その黒い風船、2つしかないっす。

歳のせい???
だったら、もう、どうしようもないっす( ノД`)シクシク…

しかも、血液検査でエストラジオール(卵巣ホルモン)の値が、下がったΣ(゚д゚lll)ガーン

3月15日 74.8

3月19日 56.0

大丈夫、大丈夫(自分に言い聞かせる)
とにかく、2つの卵ちゃんを大切に育てる。

3月19日

注射

卵ちゃんを育てるために排卵誘発剤ゴナピュールの投与継続

血液検査

エストラジオール検査 2,000円(自費)
黄体形成ホルモン検査 1,250円(自費)
黄体ホルモン検査   1,700円(自費)(プロゲステロン

会計

12,170円(上記検査代含む)

3月20日

注射

卵ちゃんを育てるために排卵誘発剤ゴナピュールの投与継続

会計

7,220円(各日)

これまでと注射の内容など同じなので、今日は診療明細、精算書は添付しませんでした。

食堂のおじさんの目が。。。

7年前の4月は周期的にほとんど通院しなかったので、3月を振り返りながらの日記です。

3月16日、17日、18日も変わらない毎日。

ごはんとかお風呂とか料理以外にやったこと。

病院に行く。
受付をして、待合室のすみっちょのソファーで待つ。
待つ。
待つ。
ぐー。。。
待つ。
待つ。
診察、注射。
会計をして、帰る。

以上。

 

仕事をしていた頃は夕方に通院することが多かったけど、仕事を辞めて不妊治療に専念するようになってから、午前中とか午後早めの時間帯の予約をとるようになって、そんな時は「待つ、待つ」の間に病院に入っている中華レストランでランチをとることが唯一の楽しみになってきた。

注文するのは決まって「タンタンメン辛目」!

 

最近は注文する前から「タンタンメン辛目ですね」ってお店のおじさんに言われてしまう。

覚えられるほど、頻繁に病院に来てる。それが不妊治療なんだね。

社会に参加してない感がつのる。

世間の人に、私はどんなふうに映っているんだろう。
一体、お店のおじさんは私をどう思っているんだろう。

健康体なので病人には見えないだろうし。
入院している家族のお見舞いとか?
もしや大学関係者とか?
いや、それとも不妊治療だって見抜かれてる?
暇な主婦だなぁって思われてたり??!!!

仕事をやっていない負い目。
妊娠という普通の人が普通にできることができない負い目。
旦那の給料から不妊治療に巨額を投じさせてしまう負い目。
それでも妊娠できない負い目。。。。。

思考がスパイラルダウンしていく。

世の中のすべてに拒否されているような。。。

不妊治療のために仕事まで辞めたのに、それでできなかったら、どうしたらいいんだろう。。。

3月16日、17日、18日

注射

卵ちゃんを育てるために排卵誘発剤ゴナピュールの投与継続

会計

7,220円(各日)

これまでと注射の内容など同じなので、今日は診療明細、精算書は添付しませんでした。

血液検査の結果。。。

3月15日もまたまた通院でした。

病院に出勤してる気分です。

3月9日に採った血の検査結果が出ました。

報告書を見ると、赤い丸がついた検査項目が5つあります。

項目はずらずらずらーーーっとたくさんあるんだけど、そのうち基準値内に収まっていない項目です。報告書もつけておくので、数値はそちらを見てくださいね。

まず、

MCV赤血球の平均的な大きさ)
MCH赤血球1個あたりの平均ヘモグロビン量)
MCHC赤血球中の平均ヘモグロビン濃度)

この3つは不妊の一因とされる貧血に関係します。

貧血で鉄分が不足すると女性ホルモンが欠乏する。
運搬できる血液がへって酸素が減る。
結果、子宮内膜がうまく成熟できず、受精卵の着床に悪影響も及ぼす。。。らしい。

で、私の場合はというと、基準値からは外れているんですが、貧血側でなく、富血側(とでも言うのか)。ちょびっと多いだけなので、特に問題なしで、ほっ。

それから、

テストステロン

男性ホルモンの一種で、女性にも必要だけど、多すぎると女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が少なくなって排卵障害になるらしい。

私の場合は参考値よりちょびーーーーっと少ない程度なので、こちらもセーフ。


プロゲステロン(黄体ホルモン)

黄体ホルモンは子宮内膜を成熟させるホルモンで、少なかったら黄体機能不全と言われ、不妊の要因となるそう。

ですが、私の場合は多いんだな。ていうか、参考値が0~0ってどういうことだ?駄目だと言われた記憶が無いんで、まあ、大丈夫だったってことにしとこう。

総評

まあ、問題なしってことで。

あーーー、ほんとにこれまで不妊治療に関しては何をやっても「だめです」「できません」ばっかりで。。。

そのたんびに病院からの帰りの車を運転しながら涙することしばしばで。。。

まだ働いていた頃は病院から仕事に行ったはいいものの、東京駅前を歩きながら気づいたら泣いていたってこともあったんで。。。

今回の血液検査の結果を聞くのも胃が痛かったですが、ひとまずほっとしました。

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そして、今日からホルモン注射に血液検査が加わりました。卵ちゃんの成長観察です。

卵ちゃん、すくすく順調です!

3月15日

血液検査

黄体形成ホルモン
卵胞刺激ホルモン
エストラジオール

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注射

ゴナピュール投与継続

会計

13,220円

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「彼女たち」との待合室のすみ分け方

7年前の4月は周期的にほとんど通院しなかったので、3月を振り返りつつの日記です。

3月14日も通院。卵ちゃん育成がスタートすると、じゃんじゃんホルモン剤を投与しないといけないので、その注射のためにほぼ毎日通院です。

私が通っているのはバカでかい大学附属病院なので、さまざまな診療科があり、老若男女さまざまな方が院内にはいらっしゃいます。

とはいえ、最初の頃はたじろぎました。産婦人科外来の待合室にいる「人種」に。。。

 

あ~お腹の大きな妊婦の方もいらっしゃるのね。

乳児を抱いた、生みたてほやほや感満載の新米ママさんもいらっしゃるのね。

なるほど、そうか。

深く考えたことは無かったけど、よくよく考えてみれば、産婦人科って「産科+婦人科」ってことだもんね。妊婦も、新米ママもいらっしゃるのは当然だわ。

うんうん。

しかし、彼女たちの笑顔がつらい。。。

不妊治療初心者マークなら「いつか私も」って気持ちになれるのかもしれないけど、こちとら5年以上のベテラン選手で、なおかつ43歳という出産年齢ギリギリ選手で、しかも卵管閉塞で自然妊娠は不可能、さらに加えて卵ちゃんの質が劣化しつつあって顕微授精しか手段が残されてなくて、それでもうまくいかなくて。。。

一体、どんな気持ちで、(私からすれば)成功を手に入れた彼女たちと一緒に待合室にいればよいのか。。。

いや、同じ空間にいられない。いたくない。

精神衛生に悪いわ。てことで、すごすごとすみっちょに退散です。

不妊治療されている方は同じように感じるらしい(なぜその人が不妊治療かと分かるかというと、まあ直観なんだけど、なんとなく分からない?)。

診察室入り口周辺のソファーには妊婦か新米ママさん、我らはすみっちょが定位置になっています。

病院はこうしたことにも配慮してほしいものです。

3月14日

血液検査

たくさん卵胞を育てるために排卵誘発剤ゴナピュールの投与継続

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会計

7,220円

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卵ちゃん育成スタート

4月(7年前)は、採卵→顕微授精→培養のサイクルだったので、

通院する必要はほとんどなし。

なので、3月末の採卵までの1月ほどを、4月の日付に(なるべく)置き換えて振り返ってみようと思う。

3月8日

血液検査

黄体形成ホルモンとエストラジオールの値が十分に低下している(つまり、次の排卵に向けた準備が整っている)ことを確認する。

その日のうちに結果は出るけど、出るまで診察待ち。結果…

黄体形成ホルモン 0.36mIU/ml

エストラジオール <25.0

先に進んでよし。

 

会計

14,290円

(他にも何か治療したらしいけど、明細が残っていなくて不明)

3月9日

血液検査

貧血や染色体異常など、不妊の原因を詳しく調べることに。こちらは結果が出るまで少し時間がかかるとのこと。

会計

9,910円

3月11日

注射

たくさん卵胞を育てるために排卵誘発剤ゴナピュールの投与開始

会計

7,220円

3月12日

注射

たくさん卵胞を育てるために排卵誘発剤ゴナピュールの投与継続

会計

7,220円

3月13日

注射

たくさん卵胞を育てるために排卵誘発剤ゴナピュールの投与継続

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会計

7,940円

(処方箋も出ました。が、保存してなかった…何が処方されたのか不明)

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なんとなくタウリン

タウリンを飲み始めた。
いわゆる、ちょっと高めの健康ドリンク。
メーカー物は高いので、ドラッグストアのプライベートブランドだけど。

タウリンが卵ちゃんの質を高める!

らしい。。。
という情報をネットでゲットした。。。

仕事をやめて不妊治療に専念するとか言って、何をやったらいいのか分からない。

だから。

いい、と言われることは(いかにもアヤしかったり、高額でなければ)なんでもやってみる。何でも食べてみるし、何でも食べてみる。

タウリンだって、飲む。

タウリンがいいらしいって旦那に言ったら、

「飲め飲め。効くか効かないかは分かんないけどさ。まあ毒ではないし、飲んどきゃいいじゃん」

って、一緒に買いに行った。

私「だよね〜。飲んどく飲んどく。ダンナも飲む?」

不妊治療に非協力的な旦那さんもいるようで、医学的に証明されていないサプリを効果あり、とか言って飲むとか言い出したらバカにする人もいるのかな。

でも、うちの旦那は、いいんだなぁwww。
(実はそれが重かったりするところもあったりするけど。まあそれは、いつか書きます)
私が主たる行動者で、旦那が協力者ではなくて、同志な感じ。

ぐひぐび。
なんかタウリン、効いてきたーーー!!

気がする。